日本乳癌学会では、乳がん患者さんに、乳がんの正確な情報を知っていただいて、よりよく医療を受けて、よりよい人生をおくっていただく助けになるように、患者さんのためのガイドラインが作成されています。
みなさんも、もうすでにご覧になられていることでしょう。
内容は、「乳がん検診と診断の進め方」「乳がんと診断されたら」「治療を受けるにあたって」「初期治療について:手術・病理・初期治療としての薬物療法・放射線治療」「初期治療後の診察と検査」「転移・再発の治療について」「薬物療法に関連することについて」「若年者の乳がん・男性乳がんについて」「療養上の諸問題について」「乳がんの原因と予防について」と多岐にわたっていて、乳がんについて知っておきたいことが網羅されております。
主治医の先生や、病院の医療スタッフさんと話す時に、役にたつと思います。
内容について、わかりにくいことがあれば、そのことについても質問していただければ良いと思います。
病気の治療は、患者さんと医療者が二人三脚で取り組むことが、良い結果につながると思います。
ガイドラインをその助けとして使ってください。