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□■□[Vol.21] 乳がん再発治療の現状□■□
乳がんの治療は、大きく分けて二通りあります。
最初に乳がんと診断された時におこなう初期治療と、初期治療が終了した後、もしくは初期治療中に新たに乳がんの転移が診断された時におこなう再発治療があります。
乳がんの再発治療は、生活の質を保ちながらできるだけ長く継続していくことが重要です。

乳がんの再発がでてくる場所は、肺・肝臓・骨・リンパ節・手術後の創の周辺・脳などがあります。
乳がん手術の後、定期的にCT・骨シンチや、PET-CTを行って、早期に再発を見つけ治療を開始した場合と、再発に伴う症状があらわれてきてから、再発を見つけ治療を開始した場合を比較すると、いずれの場合も治療効果や生存期間に差はないとされています。

再発乳がんの治療も、乳がん組織のホルモン感受性やハーツータンパクの有無にあわせて、再発をおこしている臓器を考慮にいれて治療していく。治療は、生活の質を保ちながらできるだけ長く継続していくことが肝要です。薬の効果を最大限に発揮させるとともに、副作用を最小にしていく工夫も行います。

ホルモン感受性のある場合は、まずは副作用の緩やかなホルモン内分泌療法から開始します。その効果を3カ月程度で判断し、効果が認められれば、その薬を継続していく。薬の効果が認められなくなれば、ホルモン剤は数種類あるので、それらを順番に使っていきます。また、抗がん剤も数種類あり、効果がなくなれば別の抗がん剤を使います。長いあいだ治療を続けていくと、徐々に薬が効きにくくなることもありますが、いろいろな薬を使い治療を継続していきます。
ホルモン剤の効果がなくなった場合や、もともとホルモン感受性のない場合では、抗がん剤を使います。

ハーツータンパクがある乳がんの場合には、抗ハーツ―薬を抗がん剤と併用します。
骨転移に対してはその症状を軽くする薬剤も使います。

このように、乳がんの再発に対しては、生活の質を保ちながらできるだけ長く治療を継続していきます。
 
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