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乳がん検診歴別の累計生存率

□■□[Vol.11] 早期発見が何より大切です □■□
 乳がんによる死亡者が年々増加し、30歳から64歳の若、中年女性の死因の第一位になりました。乳がん治療の新薬が開発され、治療法が改善されたとはいえ、いまだ、早期発見に勝る治療法はありません。検診がとても大切なのです。
 高知県では昭和48年から視触診による集団検診が開始され、平成15年まで続きました。この間に750余列のがんが発見され、その6割近くが早期乳がんでした。図に見られるように、検診既往のある人の治療成績は、5年生存率96.3%と良好であり、既往のないものとの間に大きな開きがあります。検診を受けることにより、早期発見、早期治療が行われ、乳がんによる死亡を減らすことができます。平成16年度からは視触診に替わりマンモグラフィ検診が始まり、更に効果が期待されています。
 
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