乳がん罹患数・死亡数 |
(日本対がん協会報から) |
図に見られますように、1975年には3200余人であった乳がん死亡が、2004年には約3倍となり、1万人を越しています。現在、約4万人の方が乳がんに罹り、その約30%が死亡していると言われています。
本県の統計では1975年ごろ乳がん死亡は、30人前後でしたが、今では2倍に増加して、60人前後になっています。1973年から全国に先がけて開始した乳がん検診の効果も十分とは言えません。
検診結果の集計を見ますと、対象者の55%の方が、1人平均6回の検診を受けていますが、残り45%の方は一度も受けていません。乳がんの再発率はⅠ期(早期がん)では7.2%ですが、Ⅱ期になると21.3%となります。早期発見が大切です。